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43件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

2002-02-27 第154回国会 参議院 憲法調査会 第2号

しかし、行政圧倒的比重を置く体制の下で、行政あるいは統治の手段ないし方便としての法律観が根強く、結局のところ、形式法律によりさえすればといった法律万能主義的な形式的法治国家が帰結されました。そして、司法権は民事、刑事の裁判に限定され、また、司法権の独立の意義が説かれたとはいえ、裁判所は人事予算等の面で司法省のくびきの下に置かれておりました。  「日本国憲法と「法の支配」」の方に参ります。  

佐藤幸治

1993-06-03 第126回国会 衆議院 労働委員会 第14号

当然、許しがたい社会事象に対してはきちっとやりたいというのは私どもも全く同じ思いでありますが、だからといって法律万能主義のような弊に陥ることはやはり非常に慎重でなければならぬというか、抑制的であるべきではないかという思いがしております。  先生方のまことに御丁寧な御答弁に感謝を申し上げ、また、大変御苦労されたことに敬意を表しまして、質問を終わりたいと思います。  ありがとうございました。

長勢甚遠

1976-04-07 第77回国会 衆議院 予算委員会 第26号

このような政治約束を、あなたの部下が法的権限というものを常に盾にとって言っているようなかっこうで、その拘束権限があるとかないとかという法律万能主義のやり方が、言うならば今度のロッキード問題の焦点である、犯罪にはならないかもしれないけれども、不当な政治行動があったようなものを、そういう状態をだんだん誘発しておるのだ。

佐々木良作

1976-01-28 第77回国会 参議院 本会議 第4号

その要旨を一、二点御説明申し上げれば、一、日本法律万能主義であって、これが労使間の不信を招いていること。二、一律にスト権を禁止していることは妥当でないこと。三、人事院や人事委員会勧告が完全に実施されていないことは代償機能が機能していないこと。四、処分等の実損回復についてはもっと人間尊重立場から考えること。

山崎昇

1975-12-09 第76回国会 参議院 社会労働委員会 第3号

——日本法律万能主義に対して痛烈な批判をしている。  第四点は、人事官、及び人事委員任命に当たっては、労働者の発言をもっと入れなさい、と述べておる。  今日、これらを考えてみるときに、いずれも中途半端であり、何にも解決されていない。こう考えるときに私は、この国際的なドライヤー勧告というものに対してあなた方は一片の誠意をも示さなかったということを指摘をしておかなければならぬと思うのです。

山崎昇

1975-06-19 第75回国会 参議院 建設委員会 第14号

ところが、法律が先にあって、後はもう事業というのは、後でゆっくり考えようというのは法律万能主義だと思うのだよ、これは。どう考えても。そうでしょう。  いまこの法律が一応なったら、いま出したらいいじゃないですか。もう三年も前に法律を出して何にもやっておらぬなんというのは、こういう態度はいかぬと思うのですね。大変法律好きですな、皆さんは 迷惑ですよ、こういうやらないような法律をつくってもらって。

沢田政治

1973-12-17 第72回国会 衆議院 商工委員会 第8号

形式的に手続を正当に踏んでいさえすればそれでよいというのは法律万能主義なんです。これは厳に慎しむべき問題だと私は思うのですね。中身に盛られていることが実は肝心かなめの問題でありまして、実質的に一体どちらの立場に立ち、何を目的として、どういうふうにそれが行なわれるかというところが肝心であります。  それからしますと、昨日の島本委員質問をここであえて繰り返す余裕は私にはありません。

土井たか子

1973-09-06 第71回国会 参議院 文教委員会 第25号

あなたは法律万能主義みたいなことを言ったらだめだ。それはあなたのあれにも出ていますな。判決の問題についても、最高裁の。あなたは前の判決のあれがとにかく目ざわりでしょうがなかった。今度あとにそれをくつがえすようなやつが出たから、やれやれこれに従っていかなければだめだというようなことを言う。

小林武

1972-09-21 第69回国会 参議院 運輸委員会 閉会後第2号

それからドライヤー報告でも日本法律万能主義を批判して、スト権の規制についてはその救済措置が十分であるときに初めてやるべきである、公共企業体等労働者についても必ずしも完全にストを禁止するべきでないというようなことを報告をいたしています。そういうような国際的な問題もありますし、今回の処分に対して、九月十四日付で国際運輸労連書記長から国鉄当局に電報が来ておるようであります。この電文を読みます。   

小柳勇

1970-06-11 第63回国会 衆議院 産業公害対策特別委員会 第16号

私はこの際、したがって法律万能主義におちいらず、基準万能におちいらず、徹底して公害に対する対策公害予防に対する対策公害研究に対する対策、常に公害に対する監視を怠らずにやるということ、それを考えました場合に、この際行政の窓口を一本化していく必要がどうしてもあるんじゃないかと思うのです。

土井たか子

1969-07-28 第61回国会 衆議院 本会議 第68号

一部暴力行為を口実に、法律で大学を国家権力に従属させようとすることは、国家万能主義法律万能主義の弊害におちいった十九世紀的国家観であり、支配者のための法律支配であるといわなければなりません。秩序維持を標擁して、憲法秩序を無視した権力的秩序維持は、当然無効なのであります。  今日の学園紛争が提起し、問われている問題は、大きく分けて二つあると思うのであります。

斉藤正男

1969-05-06 第61回国会 衆議院 地方行政委員会 第28号

そのほうをついでに申し上げておきますと、法律万能主義、「委員会は、」ドライヤー委員会です。「過度の法律は、相互信頼という新たな基礎の上、日本労働関係を確立することを挫折させがちな主たる障害と考える。本委員会が受けた一般的印象では、団結権労働組合内部運営、および団体交渉または交渉を含む組合活動の遂行に対しきびしく、かつオーバーに規制されている。」ドライヤー報告の二一六〇、三十一節です。

大出俊

1967-07-19 第55回国会 参議院 内閣委員会 第29号

そういう意味で、この点は、このドライヤー報告指摘しているように、何でもかんでも法律万能主義、法律一点ばり、そういう態度でなしに、もっと弾力的な態度労使間を指導してもらいたい。そのことだけ、この点を指摘をして労使間の問題を終わっておきます。  そこで、大臣がいなくなると困るので、もう一点お尋ねいたします。それは身分移管の点、これをあなたに聞きます。

山崎昇